政党支持 4党が国会議席獲得可能

世論調査

最新の世論調査によれば、もし現在最高会議(国会)選挙が実施された場合、議席獲得が可能となる得票率5%の閾値(いきち)を超える見込みがあるのは、人民奉仕者党、欧州連帯党、野党生活党、祖国党の4党であることがわかった。

ラズムコウ・センターが10月30日から11月5日にかけて実施した世論調査結果を発表した

近々最高会議選挙が開催された場合の投票先をたずねる設問にて、支持が最も高かったのは、ゼレンシキー大統領系の人民奉仕者党で、全体の19%が投票先として選択した(投票意思があり、投票先を決めていると答えた者の間では28%)。

続けて、ポロシェンコ前大統領が党首を務める欧州連帯党が13%(同上21%)、親露系の野党生活党が12%(同上16.5%)、ティモシェンコ元首相が党首を務める祖国党が6%(同上8%)であった。なお、現行法では、最高会議選挙において得票率が5%未満の政党は、議席を獲得できない。

これに続き、力名誉党が3%(5%)、自由党が2.5%(4%)、声党が2%(3%)、シャリー党が2%(2%)、未来のため党が2%(2%)であった。

今回の世論調査は、ラズムコウ・センターが2020年10月30日から11月5日にかけて、クリミアとドネツィク・ルハンシク両州被占領地を除くウクライナ全土にて18歳以上の有権者2020名に対して対面式で実施したものであり、理論的誤差は最大±2.3%だと発表された。