イェルマーク大統領府長官と閣僚2名もコロナ陽性

9日、イェルマーク大統領府長官、タラン国防相、マルチェンコ財務相が新型コロナウイルス感染症(COVID-19)にかかったことがわかった。

イェルマーク大統領府長官は、自身の結果につきフェイスブック・アカウントにて伝えた

イェルマーク氏は、「勤務日の終わりに、あまりに『陽気な』ニュースを受け取った。私のコロナウイルスの検査は陽性だったのだ。しかし、気分は悪くない」と発言した。

同氏はまた、今週(編集注:13日)にノルマンディ4国(独仏宇露)首脳補佐官級ビデオ会合が予定されていることを喚起し、本件は自身にとって最重要課題の一つであり、「病気にかかっている時間はない」とし、自主隔離をしつつも、テンポを遅らせることなく通常通り仕事をしていくと伝えた。

同氏は、「もし協議が今週開催されないとしても、それは私のせいには絶対にならない」と強調した。

タラン国防相のCOVID-19検査の陽性結果については、国防省関係者がウクルインフォルムの記者に伝えた。同関係者は、同検査は、タラン国防相がドンバス地方を訪れる前に実施したものだと伝えつつ、国防相は自主隔離をしつつ遠隔で仕事を続けると伝えた。

マルチェンコ財務相の感染については、財務省広報室が伝えた。同省は、「現在財務相は、COVID-19にて病院に入院している。その間、デニス・ウリュチン第一財務次官が大臣の職務を代行している」と発表した。

なお、9日、ゼレンシキー大統領もCOVID-19検査が陽性であったことを発表している

写真(イェルマーク大統領府長官):大統領府