ウクライナ、防疫方策強化へ

6日、国家技術環境安全非常状況問題委員会は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の国内拡大に伴い、ウクライナ全土にて制限措置を強化することを決定した。

ヴィクトル・リャシュコ保健次官兼国家衛生医長が記者会見時に委員会会合の結果を伝えた。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

リャシュコ氏は、「全地域にて、20人以上の大規模行事の実施、公共交通機関への席数以上の乗客の乗車、10平方メートル内に1人より多い来客での商品売買が禁止される。レストランやカフェは、持ち帰りか、席数の50%未満の場合のみ営業可能となる」と発言した。

また同氏は、感染拡大状況が「橙」に分類される地域は、ディスコ、ナイトクラブの営業が禁止され、計画入院が制限される他、児童の療養・休暇への移動、社会保護施設訪問が制限されると伝えた。