ゼレンシキー大統領とボレルEU上級代表、汚職との闘い等国内改革を協議

ゼレンシキー大統領は、キーウ(キエフ)訪問中のボレル欧州連合(EU)外務・安全保障政策上級代表に対し、ウクライナは独立した汚職対策機構・法執行システムを作り上げることに関心があると発言した。

22日、ゼレンシキー大統領がボレルEU上級代表との会談時に発言した。大統領府広報室が伝えた

発表には、「大統領は、司法改革の準備について報告した上で、ウクライナ現政権は、ウクライナの民主的発展のための汚職対策機構と法執行システムの構築に最大限関心を抱いていると明言した」と書かれている。

発表によれば、両者はウクライナ国内改革の動向について詳細に議論したとあり、その際、ボレル氏が「農地改革、銀行・非銀行金融分野改革、汚職との闘い、オリガルヒの影響減少といった改革分野での進展につき、ゼレンシキー大統領の指導力を歓迎した」と書かれている。

なお、22日、ボレルEU上級代表が、同職就任後初めてウクライナを訪問している。

写真:大統領府