ベラルーシ反政権指導者コレスニコヴァ氏はウクライナへ入国していない=宇国境警備庁

ベラルーシの野党勢力「調整評議会」の幹部であるマリヤ・コレスニコヴァ(マルイヤ・カレスニカヴァ)氏がベラルーシをウクライナ方面へ向け出国したとの情報に関して、ウクライナ国境警備庁は、ウクライナの国境検問地点に同氏は到着していないと発表した。

アンドリー・デムチェンコ国境警備庁報道官がウクルインフォルムに伝えた。

デムチェンコ氏は、ベラルーシとの国境に接するキーウ(キエフ)州のウクライナ側国境検問地点に到着したのは、ベラルーシ国民アントン・ロドネンコフ氏とイヴァン・クラフツォフ氏の2名のみだと発言した。

デムチェンコ氏は、「現在彼らは、国境通過を定める法にしたがった必要な国境検問手続きを行なっている。ベラルーシ国民のM.コレスニコヴァ氏は、ウクライナの国境通過検問地点に到着していない」と伝えた。

これに先立ち、複数の報道機関が、ベラルーシ国境検問委員会代表者を含む複数の関係者の情報から、ベラルーシ野党勢力「調整評議会」のメンバーである、ロドネンコフ氏、クラフツォフ氏、コレスニコヴァ氏がウクライナ国境方面へ向かったと報じていた。