民主バイデン氏、大統領選当選の際のウクライナへの殺傷性兵器供与に言及

米民主党の大統領候補に指名されているジョー・バイデン前副大統領は、当選の際にはウクライナへ殺傷性のある兵器の供与が行えるようにしていくと発言した。

25日、「アメリカの声」放送が報じた

本件は、バイデン氏によるウクライナの8月24日の独立記念日に際した祝賀メッセージにて書かれている

バイデン氏は、メッセージにて「私は、大統領として、クレムリンに対して、自らの対ウクライナ侵略とウクライナ占領を終わらせねばならないことを明確にする。バイデン=ハリス政権は、ウクライナが必要な経済サポートと、殺傷性ある兵器を含む軍事サポートを得られるようにするとともに、同時にウクライナに対して、自らの成功のために決定的に必要な重要改革を進めるよう促していく」と発言した。

「アメリカの声」は、バイデン氏が副大統領を8年間務めたオバマ大統領政権時、政権がウクライナに致死性武器を供与しなかったことにつき、共和党が批判していたことを喚起している。ウクライナが対戦車ミサイル「ジャベリン」など、殺傷性ある防衛用兵器を米国から供与されたのは、トランプ政権になってからであった。

なお、米国大統領選挙は、本年11月3日実施される予定。