宇独外相、ベラルーシでの抗議者への暴力を非難

クレーバ・ウクライナ外相とマース独外相は24日、ベラルーシにおける抗議者に対する暴力をそれぞれ非難した。

クレーバ外相とキーウ(キエフ)訪問中のマース独外相が共同記者会見中に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

クレーバ外相は、「言うまでもないことだが、ベラルーシ情勢についても意見を交換しないわけにはいかなかった。私は、ハイコー氏(マース外相)と私たちの意見が一致していることを嬉しく思う。私たちは、安定し民主的で独立したベラルーシに関心がある。私たちは、ベラルーシで抗議者に対して行使された暴力を強く非難しており、国の対話こそが現在の危機的状況の脱出への道を示すことを信じている」と発言した。

マース独外相は、「私たちは、そこ(ベラルーシ)における極めて危機的な状況を見ている。なされるべきは、現地での包括的対話のみである。私は、ルカシェンコ氏は過去数週間の間、通りが抗議者であふれているのを見てきたと思うし、だからこそ私たちは、力を行使せず、デモ参加者の権利を尊重するよう呼びかける。私たちは、今日そのことを話し合った。ベラルーシ情勢の発展についてだ。そして、私たちは、緊密な連絡を続ける」と発言した。

なお、24日、ドイツのマース外相がキーウを訪問している。