各国からウクライナ独立記念日お祝いのメッセージ

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8月24日のウクライナの独立記念日に合わせ、各国から祝賀メッセージが届いている。

大統領府発表によれば、23日時点で米国、フランス、ドイツ、スイス、ポーランド、ローマ教皇、英国のエリザベス女王などからメッセージが届いているとのこと

トランプ米大統領は、「米国がウイルスとその経済への悪影響との闘いのためにウクライナに4100万ドル以上の支援を供与したことを誇っている。独立記念日も、重要な祝賀だ。ウクライナがロシアの侵略に勇敢に対抗し続けているからだ。私は、ロシアがウクライナ東部で主導した紛争を平和的に停止しようとするあなた方の努力に拍手を送る」と伝えた。

また、トランプ氏は、米国は、ウクライナの主権と領土一体性を、クリミアを含む領土一体性全体へのコントロール回復まで揺らぐことなく支持していくと指摘した。

マクロン仏大統領は、ウクライナ国民の繁栄と平和を祈願するとともに、ゼレンシキー大統領がドンバスにおける平和回復に向けた進展を達成したことを指摘した。その上で、マクロン氏は、フランスとドイツは東部紛争の政治的解決の模索において、ウクライナとともにあり続け、国際的に認められた国境内でのウクライナの主権を防衛していくと明言した。

シュタインマイヤー独大統領は、「ドイツは、今後も、独立、主権、領土一体性維持において、ウクライナと並んで効果的に連帯して立ち続け、ウクライナ東部に暮らすウクライナ人への暴力と彼らの苦しみを止めることをたゆまなく支持し続ける。ウクライナの独立記念日に私は、クリミアはウクライナ領であり続けていることを強調したい」と伝えた。

ポーランドのドゥダ大統領は、「ポーランドは、ウクライナの主権と一体性を不変に支持し続けるとともに、欧州連合(EU)と北大西洋条約機構(NATO)におけるウクライナの利益の支持者であり続ける」と伝えた。

大統領府は、その他、ハンガリー、スロバキア、サウジアラビア、イタリア、カザフスタン、タジキスタン、エジプト、ペルーなどからメッセージを受け取ったと伝えている。

また、在ウクライナの各国大使館も祝賀メッセージを出している。

在ウクライナ日本国大使館は24日、倉井駐ウクライナ日本国大使によるウクライナ語での祝賀メッセージをフェイスブック・アカウントに掲載した。

倉井大使は、「ウクライナの皆さん、独立記念日おめでとう。日本は、ウクライナともに立っており、ウクライナの人々の勇敢さと賢明さを尊敬している。私たちは今後もウクライナを支持していく。ウクライナに栄光を」と伝えた。

8月24日、ウクライナでは独立記念日が祝われている。この祝日は、1991年8月24日にウクライナ・ソヴィエト社会主義共和国最高会議が「ウクライナ独立宣言」を採択したことに由来して制定されたもの。