ゼレンシキー大統領、イスラエル首相にUAEとの国交正常化につき歓迎の意を伝達

ゼレンシキー大統領は、イスラエルのネタニヤフ首相と電話会談を行い、同国とアラブ首長国連邦(UAE)が国交を正常化したことを歓迎した。

14日、ウクライナ大統領府広報室が公表した

発表によれば、ゼレンシキー大統領は「それは歴史的達成であり、地域のその他の国が追随し得る、対話と外交の可能性を示す鮮やかな例だ」と述べた。

ネタニヤフ首相は、イスラエルはアラブの国との平和条約を締結したのはこれが初めてではないと指摘し、平和条約を今後も締結していき、それにより地域に平和が訪れることへの期待を表明した。

また、ネタニヤフ首相は、ウクライナ東部の停戦合意の達成とミンスク諸合意履行の進展につき歓迎を表明した。

写真:大統領府広報室

これに先立ち、13日、UAEとイスラエルが米国の仲介により関係正常化の合意を締結したことが発表されていた。この合意を受け、イスラエルは、占領するヨルダン川西岸の広範にわたる地域の併合計画を停止することになる。