クレーバ外相、モルドバ外相との会談結果を説明

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ドミトロー・クレーバ外相は4日、オレグ・ツレア・モルドバ外務・欧州統合相とキーウ(キエフ)で会談した。

会談後、クレーバ外相は、両者は二国間の問題解決のための協議を再開することで合意したと伝えた。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

クレーバ外相は、「私たちの今日の対話の中心は、両国の経済・貿易分野の連携であった。それは、私たちの国の経済にとって極めて重要である。私は、二国間関係にある問題解決を目的とする会合・協議を復活させることで合意できたことを嬉しく思っている。それは第一に、ドニエステル水力発電所や、オデーサ~レニ間幹線問題に関係するパッケージ合意に関係する」と発言した。

ツレア・モルドバ外相は、両国の貿易・経済関係は活性化が必要だと指摘した。外相は、「私は、貿易・経済協力問題政府間委員会の次期会合をキシナウで開催することと、委員会委員長レベルでの更なる直接対話を進めることを提案した」と述べた。

また、ツレア外相は、二国間関係の基本となっているのは、引き続き両国の共通の欧州統合ベクトルであると述べ、また今日の会合では、ウクライナ東部の紛争解決やクリミア問題を含む、安全保障問題についても別途協議したと伝えた。

ツレア外相は、「私たちは今一度、モルドバによるウクライナの独立、国際的に認められた国境内での主権、領土一体性への支持を確認した」と述べると同時に、トランスニストリア問題解決プロセスにおけるウクライナからのサポートにつき謝意を伝えたと発言した。

写真:クレーバ外相(ツイッター)