キーウ市議会投票先、新旧大統領の政党の支持拮抗

世論調査

最新のキーウ(キエフ)市民への世論調査にて、現在キーウ市議会選挙が行なわれた際の投票先をたずねたところ、最も支持が大きい政党はポロシェンコ前大統領率いる欧州連帯党で19.8%、これに続き与党の人民奉仕者党の19.3%との結果となった。

レイティング社が7月26、27日にキーウ市民に対して実施した世論調査結果を発表した

結果によれば、投票意思があり、投票先を決めている回答者の間(回答困難、無投票を除いた割合)では、欧州連帯党(ポロシェンコ党首)が19.8%、人民奉仕者党(ゼレンシキー大統領系)が19.3%との支持となった。

これに続き、ウダール党(クリチコ・キーウ市長系)が17.1%、野党生活党(メドヴェチューク氏等)が8.0%、祖国党(ティモシェンコ党首)が5.7%、シャリー党(シャリー党首)が5%、声党が4.6%、パリチェウシキー勝利党が4.5%、力名誉党が3%、自由党が2.5%の支持であった。

また、同世論調査における、キーウ市長選挙の投票先では、投票意思があり、投票先を決めている回答者の間の41.7%がクリチコ現キーウ市長(ウダール党)へ投票すると回答。これに続き、セルヒー・プリトゥーラ氏(声党)が11.6%、イリーナ・ヴェレシチューク最高会議議員(人民奉仕者党)が9.4%、アンドリー・パリチェウシキー氏(パリチェウシキー勝利党)が9.0%、オレクシー・ホンチャレンコ最高会議議員(欧州連帯党)が5.4%と続いた。

今回の世論調査は、レイティング社が7月26、27日にキーウ市有権者2000名に対して実施したもの。理論的誤差は、最大±2.2%だと発表されている。