ベラルーシ外務省、民間軍事会社傭兵の拘束に関し、露と宇の大使を召還

ベラルーシ外務省は、29日にロシアの民間軍事会社「ワグナー」の傭兵を拘束したことに関連し、ロシア連邦とウクライナの大使を召還する。

ベラルーシの国営ベルタ通信が報じた

ウクライナ大使も召還することに関しては、拘束した傭兵の中の14名が、以前にウクライナ東部ドンバス地方にいたことが判明しているからだという。

ラヴコフ・ベラルーシ安全保障会議書記は、「国家元首が会議の際に国家安全保障システムの要素のための課題を複数出した。課題は、外務省の活動にも関係しており、関連問題の説明や議論のために、ロシア連邦とウクライナの大使への質問状送付と召還をすることである。現在ある情報では、これらの人物(編集注:同日拘束した32名の傭兵)の内、約14名は、人物リストプログラムにかけたところ、ドンバスにいたことが判明した。そのため、ウクライナ大使も本件に招待されている」と発言した。

これに先立ち、29日未明、ベラルーシの治安機関が首都ミンスク近くにてロシアの民間軍事会社「ワグナー」の傭兵だとされる人物32名を拘束したと発表していた。

なお、ベラルーシでは、8月9日に大統領選挙の投票日を迎える。