仏大使「フランスは常にウクライナの安全保障強化をケアしている」

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フランスは、ウクライナの安全保障セクターの強化をケアし続けるとともに、東部地域への支援を供与し続ける。

13日、ポンセン駐ウクライナ仏大使が記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

ポンセン大使は、「私たちの対ウクライナ・サポートの哲学は、二つの点にある。一つ目は、ウクライナ東部に支援を供与すること。二つ目は、常にウクライナの安全保障強化のケアすること。その文脈にて、二つのプロジェクトがその目的に適うものとなっている」と発言した。

大使は、二つのプロジェクトは実現段階が終了しつつあるとし、「一つ目が、ウクライナ内務省が必要とする55のヘリコプターの供与。二つ目が、巡視船20隻の供与だ。その内5隻は、署名済み契約の条件にもとづき、ウクライナの企業にて製造される」と伝えた。また大使は、正式な署名式は来週実施される予定だと伝えた。

大使は、これらのプロジェクトでは、ウクライナにとって非常に興味深くフランスからの資金面で有利な条件が利用可能となっていると指摘した。

写真:オレーナ・フジャコヴァ/ウクルインフォルム

同時に、ウクルインフォルムの記者が、ウクライナ国境警備隊へのフランスのVBL軽装輪装甲車の供給に関して質問すると、ポンセン仏大使は直接的回答を避け、軍事技術協力には機密条件があるとのみ発言した。

大使は、「技術・兵器の獲得に関しては、軍事技術協力上の一定の制限が存在する。ヘリコプターや巡視船の例は、文民的性格を持つ利用に関係するものだ」と説明した。

なお、フランスは、ウクライナにおいて総額15億ユーロの複数プロジェクトを実現している。