キーウ市議会、大統領に対して政治的迫害を看過しないよう要請

キーウ(キエフ)市議会は7日、ヴォロディーミル・ゼレンシキー大統領に対して、政治的迫害を看過しないように呼びかける決定を採択した。

同日の市議会会合にて、68名の議員の賛成により決定が採択された。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

キーウ市議会は、ゼレンシキー大統領に対して、ペトロ・ポロシェンコ前大統領、社会の指導者、ボランティア、軍人、ユーロマイダンの活動家に対する迫害と弾圧的方策を止めるよう要請した。

議員たちは、そのような行為はウクライナと大統領の国際的イメージを破壊するものだと指摘した。

これに先立ち、キーウ市ペチェルシキー地区裁判所は、訴追されたポロシェンコ氏の未決囚予防措置の選択を7月8日に審議すると発表していた。ポロシェンコ氏には、大統領任期中にセルヒー・セーモチコ氏を対外情報庁第一副長官職に違法に任命した容疑がかけられている。