ウクライナ・ハンガリー首脳会談の7月開催に期待=クレーバ外相

25日、クレーバ外相は、ウクライナはゼレンシキー大統領とオルバーン・ハンガリー首相が7月に開始されることを期待しているが、実現には複数の条件が満たされねばならないと発言した。

クレーバ外相が、同日開催されたシーヤールトー・ハンガリー外相との会談後共同記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

クレーバ外相は、「ウクライナ側は、7月に同首脳会談を開催する準備がある。今日のシーヤールトー氏との会談との対話で理解した範囲では、ハンガリー側同僚たちも同様に願っているようだ」と発言した。

同時に外相は、現在重要なことは、真に内容のある会談の準備をすることだと強調した。外相は、「『会談のための会談』ではなく、ウクライナ・ハンガリー関係の新しいページのための会談でなくてはならない」と発言した。

外相はまた、本日、ウクライナ・ハンガリー政府間経済協力問題委員会が開催されたとし、それは首脳会談の準備に向けたステップの一つであると指摘した。

外相はまた、民族マイノリティー問題委員会と教育問題作業部会の会合が開催されなければならないと発言した。

外相は、「私たちは、大規模で野心的な訪問予定を作り、首脳が署名する可能性のある覚書の文書に合意し、両国関係において問題となっていることの決定を見出すべく、首脳会談に向けた道を進み切らなければならない」と強調した。

なお、6月25日、ハンガリーのシーヤルトー外相がキーウ(キエフ)を訪問している。クレーバ外相とシーヤールトー外相は、同日開催されたウクライナ・ハンガリー政府間経済協力問題委員会の共同議長を務めた。