ゼレンシキー大統領、トルドー加首相と電話会談

ヴォロディーミル・ゼレンシキー大統領は15日、カナダのジャスティン・トルドー首相と電話会談を行い、両国間の査証取得条件緩和や新型コロナウイルス感染対策における協力の可能性について協議を行なった。

大統領府広報室が公表した

ライナ国民向け査証の取得手続きの段階的緩和プロセスの進展への期待を表明し、政府間の関連業務を加速するよう提案した。

トルドー首相は、困難な状況だが、査証緩和に向けた制度見直しをする可能性はあり、作業を行う必要があると指摘した。

トルドー首相は、自身の配偶者ソフィー夫人が新型コロナウイルスに感染したことを喚起しつつ、同様に感染したオレーナ・ゼレンシカ大統領夫人へのサポートの言葉を伝えた。

両者は、新型コロナウイルス対策を目的とした両国の措置について協議し、感染克服に向けた協力可能性について話し合った。

ゼレンシキー大統領は、カナダからの国連人道基金を通じた50万加ドル相当の対ウクライナ人道支援につき謝意を伝えた。

また、大統領は、トルドー首相にウクライナの主権・領土一体性への一貫した支持についても謝意を述べた。