イェルマーク大統領府長官ら、パリにて仏側とミンスク・プロセスを協議

12日、イェルマーク大統領府長官とエマニュエル・ボン仏大統領外政担当補佐官は、パリで会談を行い、ミンスク・プロセスの状況と二国間協力について協議した。

大統領府広報室が伝えた

発表によれば、イェルマーク長官は、「ウクライナは、ベルリンでのノルマンディ4国首脳会談が開催できるようになるよう、パリでの合意の完全履行に向けあらゆる可能なことを行なっている。私たちは、私たちのノルマンディ・フォーマットでのパートナーであるフランスとドイツの仲介努力を高く評価している。現在、私たちの調整強化は非常に重要だ」と発言した。

イェルマーク氏とボン氏はまた、本年年末に実現され得るマクロン仏大統領のウクライナ訪問の準備について協議を行なった。

また、イェルマーク氏は、ウクライナによるミンスク協議プロセスにおける努力、とりわけ、ウクライナ代表団の再編と代表制の向上について説明した。

会談出席者たちはまた、12月のパリ4国首脳会談における合意履行状況につき詳細に協議を行い、可能な限り迅速に履行することが必要だとの点で同意した。双方は、近い将来にノルマンディ4国首脳外政担当補佐官による会談実施の可能性につき検討した。

 なお、今回パリを訪問したのは、イェルマーク大統領府長官の他、オレクシー・レズニコウ副首相兼一次的非占領地再統合問題担当相、アンドリー・タラン国防相、オレクサンドル・トカチェンコ文化・情報政策相、イーホル・ジョウクヴァ大統領副長官(外政担当)、ルスラン・デムチェンコ大統領顧問であった。

写真:大統領府広報室