ゼレンシキー大統領、大富豪コロモイシキー氏につき「時々やりとりしている」

ヴォロディーミル・ゼレンシキー大統領は、オリガルヒ(大富豪)のイーホル・コロモイシキー氏とは時々やりとりをしているとし、コロモイシキー氏から携帯電話にショートメッセージが届くことがあると発言した。

ゼレンシキー大統領がウクラインシカ・プラウダ通信へのインタビュー時に発言した

ゼレンシキー大統領は、記者からコロモイシキー氏とやりとりがあるかと問われると、「時々ある。彼が私にショートメッセージを書くことがあるのだ。例えば、『国のエネルギー情勢に注意を向けてくれ』とか、『公共料金を何とかしなければいけない』とかだ。彼はそういう人物なのだ。彼は、様々なことに納得していない」と返答した。

大統領はまた、コロモイシキー氏は20~30の企業を有す影響力のある人物だと発言しつつ、「そして、私たちの国ではビジネスと政治は、残念ながら、別々に存在し得ないものなのだ。ただし、残念ながら、どの国でもそうだと思うが」と発言した。

同時に大統領は、最高会議の与党会派「人民奉仕者党」内に「コロモイシキー・グループ」なるものは存在しないとし、「彼と親しい関係にある議員たち」がいるだけだと発言した。