キーウ市の飲食店屋内営業再開はまだ不可能=市長顧問

キーウ(キエフ)市は、新型コロナウイルス感染拡散レベルが高いままであることから、防疫措置の次の段階の緩和にはまだ移行できない。

9日、キーウ市市長顧問のヴォロディーミル・ボンダレンコ氏がフェイスブック・アカウントに書き込んだ

ボンダレンコ氏は、「前日、33名の住民からCOVID-19が確認された。その数は、それ以前の日よりは少ないものの、閣僚会議(内閣)の定めた新規感染者の指数が、10万人中15.23人となっている」と指摘し、「これはつまり、首都は次の防疫措置緩和段階に移行することができないことを意味する」と伝えた。

なお、これに先立ち、閣僚会議は、6月5日から、感染状況が定められた指数を満たしている地域では、飲食店の屋内営業やプールの運営再開などからなる防疫措置の次の緩和段階への移行を許可する決定を採択していた。

6月9日段階では、キーウ市を含む国内7地域にて、この緩和のために必要な指数が満たされていない。