ウクライナ国内のCOVID-19事例数、3日連続で増加=大統領府

ウクライナ国内では、新型コロナウイルス感染(COVID-19)事例確認件数が、3日連続で増加しており、感染状況が悪化する場合には、防疫措置の緩和予定が変更される可能性がある。

5日、シュミハリ首相がゼレンシキー大統領の開く新型コロナウイルス拡散対策定例会議にて発言した。大統領府広報室が伝えた

発表に寄れば、シュミハリ首相は、「ウクライナでは、すでに3日連続でCOVID-19確認事例数が増加している」と発言した。

そして、このような傾向が維持されれば、防疫措置緩和は国内感染状況の悪化をもたらすことになる政府見解が伝えられた。

本件につき、ゼレンシキー大統領は、「人々に対して、COVID-19流行期の保護対策の軽視は重大な脅威をもたらすと喚起しなければならない。通常の生活への回帰と安全のバランスを見つけることは難しい。目に見えない危険が最も恐ろしい。なぜなら、今日、マスクをする意味がないと思ったら、明日には感染者数が増加してしまうからだ」と発言した。

発表には、政府は当面は現行の防疫措置緩和計画に沿って行動するが、感染状況が深刻に悪化する場合には、計画は変更され得ると書かれている。

なお、閣僚会議(内閣)の予定では、現行の防疫期間は6月22日まで続けられる。また、現在、防疫措置は、地域の感染状況に応じて緩和の程度を変更する「適合防疫措置」と呼ばれている。

写真:大統領府