副首相、文化相、環境相の任命案が最高会議に登録

閣僚会議(内閣)は3日、最高会議(国会)に、ヴァディム・プリスタイコ欧州・欧州大西洋統合問題担当副首相の解任とオリハ・ステファニシナ氏の同職任命、オレクサンドル・トゥカチェンコ最高会議議員の文化・情報政策相への任命、ロマン・アブラモウシキー現エネルギー・環境次官の環境相への任命に関する決議案を登録した。

最高会議ウェブサイトに決議案登録が発表されている

なお、これに先立ち、与党会派「人民奉仕者党」の議員は、複数の閣僚人事案について同意していた。同党会派のイェウヘニヤ・クラウチューク議員は、プリスタイコ副首相を駐英ウクライナ大使に任命する計画が明らかになったとし、代わりに同副首相ポストには、政府欧州・欧州大西洋統合調整事務所のオリハ・ステファニシナ総裁を任命することで合意に至ったと伝えていた。

また、3月4日にホンチャルーク内閣が総辞職して以降、文化・情報政策相、環境相、教育相など複数の閣僚ポストが空席の状態が続いている。