クレーバ外相、ノルマンディ4国外相会談の近日開催を発表

ドンバス和平問題を協議するノルマンディ4国(独仏宇露)は、近々外相会談を開催する。

2日、ドミトロー・クレーバ外相がベルリンにて開催されたウクライナ・ドイツ・ハイレベル協議後のマース独外相との共同記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

クレーバ外相は、「私たちは、ノルマンディ・フォーマットでの大臣級(編集注:外相級)対話を継続する。もうすぐ次の対話が行なわれ、私たちはそこでドンバスへと平和をもたらし得る決定について協議する」と発言した。

外相は、ウクライナは最大限広範囲にわたる妥協を模索することにオープンであるが、国家安全保障、主権、領土一体性に関する「レッドライン」を越えることは決していないと強調した。

クレーバ外相は、「私は、現状の機微への理解につき、マース外相とドイツのパートナーたちに大変感謝している」と発言した。

なお、ノルマンディ4国外相ビデオ会談は、ドイツ政府主催で4月30日に開催されている。