クリミア協議にはブダペスト覚書署名国が参加すべき=副首相

オレクシー・レズニコウ一時的被占領地再統合問題担当副首相(三者コンタクト・グループ・ウクライナ副代表)は、クリミア問題協議を行なうプラットフォームには、ブダペスト覚書署名国が参加すべきだとの見方を示した。

1日、レズニコウ副首相がICTV局の番組内にて、セルヒー・ラフマニン最高会議議員(声党)からのクリミア協議に関する質問に答える形で発言した。

レズニコウ氏は、クリミア問題は一切議題から外されていないと強調し、「ロシアの侵略はクリミア占領から始まり、その後同国はドンバス一部地区へと移動したのだ。(中略)私たちは、クリミアを議題から絶対に外さない。問題は、誰が(クリミア協議の)参加者になるかだ。私は、それはブダペスト覚書署名国でなければならないと確信している。その覚書の当初の署名国(編集注:英国、米国、ロシア)と、後で加わった国だ(編集注:中国とフランス)」と発言した。

なお、レズニコウ氏は、5月18日にも、ウクライナはクリミア協議の個別プラットフォームを提案していくと述べている。