クリチコ・キーウ市長、地下鉄に乗車し運行再開の状況を確認

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25日、キーウ(キエフ)市地下鉄にヴィタリー・クリチコ市長が乗車し、運行再開の状況を確認した。

クリチコ市長が同日の記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

クリチコ市長は、「今朝、私は地下鉄に乗って、運行再開初日の状況を見てきた。状況は平穏だと言える」と発言した。

市長はまた、5月25日からキーウ市地下鉄は通常通りの運行を再開しており、地下鉄運営企業が安全な旅客輸送のための方策を全て行なっていたと伝えた。

写真:クリチコ市長広報

市長は、「特に地下鉄は毎便ごとに消毒が行なわれており、また通路、プラットフォーム、窓口、改札、扉の取っ手、エスカレーターの手すりといった乗客が利用する全ての場所にて消毒が行なわれている。通路とプラットフォームには、社会的距離(ソーシャルディスタンシング)維持のための目印がつけられている」と説明した。

また市長は、地下鉄の従業員は個人防護品を着用しており、各駅には乗客のマスク着用義務、距離を取ることの重要性、乗車の際の手袋着用の勧告を示す広告が設置されていると伝えた。

市長によれば、地下鉄のルール遵守のコントロールは警察が行なうとのこと。

市長は、「地下鉄のマスク着用は義務、手袋は推奨だ。ルールを軽視しないで欲しい!」と発言した。

なお、キーウ市では、新型コロナウイルス感染防疫措置の緩和第2段階にともない、5月25日朝から地下鉄の運行が再開している。