ゼレンシキー大統領、クリミア問題をプーチン露大統領にも提起したと発言

ゼレンシキー大統領は、ロシアが占領しているクリミアの問題については、あらゆる国際パートナーと話をしているし、昨年12月のノルマンディ4国協議でも提起したと発言した。

日、ゼレンシキー大統領が自身の就任1年目を記念した記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

大統領は、「クリミア問題は、情報空間では確かに少なすぎるが、国家の仕事の中ではその問題が少なすぎるような状態にはなっていない」と発言した。

大統領は、あらゆる国際パートナーとの会合の際にクリミア問題について話しているし、昨年12月のパリのノルマンディ4国(独仏宇露)の際も同問題を提起したと述べた。

大統領は、「私はアンゲラ・メルケル(独首相)とノルマンディ会合を開き、その際、私は彼女と同問題を提起した。フランス大統領ともだ。そして、正直に言えば、私は、プーチン氏にも話した。私は、ロシアがその問題を議論したがっていないのを感じている。しかし、私たちは、クリミアは私たちの土地であり、私たちの民であるということを覚えている。もしかしたら、あなたのいうように、クリミアについて話をするための場所が足りなくなっているのかもしれない」と強調した。

大統領は同時に、ミンスク協議ではクリミア問題は提起されていないと伝えた。