ウクライナ内閣、国民身分証明証によるベラルーシ渡航を9月1日から不許可へ

閣僚会議(内閣)は13日、ベラルーシとの間の無査証渡航制度に一部制限をかけ、9月1日から、ウクライナ国民身分証明証(国内旅券)による同国への渡航を不可能とする決定を採択した。

同日の閣議において決定が採択された。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

同決定により、内閣は、ウクライナ外務省に、9月1日から国民の無査証渡航に関する協定の関連項目を停止するとベラルーシ政府に報告するよう命じた。

なお、ウクライナ国民は、2009年以降、同協定にてベラルーシへと国民身分証明証での渡航が可能となっていた。

今回の決定を受け、9月1日以降は、国外渡航用旅券を携行しなければならなくなる。