ペチェルシク大修道院、防疫期間中閉鎖 クラスター発生

キーウ(キエフ)市のペチェルシク大修道院は、防疫期間中閉鎖される。

13日、ヴィタリー・クリチコ・キーウ市長が発表した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

クリチコ市長は、「昨日登録された(市内の新型コロナウイルス感染)事例の内、63件がペチェルシク大修道院でのものである。同大修道院では、すでに90件以上のコロナウイルス感染事例が確認されたことになる」と発言した。

その上で、市長は、ペチェルシク大修道院は、首都非常状況委員会の決定により、防疫期間中は閉鎖されることになったと伝えた。

市長は、治安期間に対して同決定をコントロールするよう要請していると述べた。

なお、これに先立ち、12日、ペチェルシク大修道院は、4月8日に新型コロナウイルスに感染したネクタリー掌院が亡くなったと発表している