ゼレンシキー大統領、文韓国大統領と電話会談

ヴォロディーミル・ゼレンシキー大統領は10日、文在寅韓国大統領と電話会談を行い、新型コロナウイルス感染症(Covid-19)の世界的拡散(パンデミック)への対策につき協議を行なった。

大統領府広報室が公表した

発表によれば、ゼレンシキー大統領は、「10万のPCR検査売却契約の迅速な実行につき、韓国に感謝する。検査はすでにウクライナの病院にて使われている。私たちにとって、本件でのあなたのサポートは重要だ」と発言した。その際、ゼレンシキー大統領は、韓国企業による新型コロナウイルス対策に必要な医療機材・個人の防護用品購入における迅速な対応に謝意を伝えた。

また、同大統領は、韓国の経験、同国がCovid-19拡散を抑制するために採択している方策の効果を高く評価したとのこと。

両首脳が医療機器の人道支援のウクライナへの供与につき協議した。

その他、両国の貿易発展も協議されたとあり、両首脳が新型コロナウイルス感染拡大によって世界経済が否定的影響を受けている中でも、両国の貿易量が増加していることを満足していると表明した。

ゼレンシキー大統領は、「Covid-19に、国際貿易システムや経済的繋がりを破壊させてはならない。ウクライナは理想的なパートナーだ。私は、更なる経済的繋がりと韓国企業の投資誘致を期待している」と発言した。

発表には、両者が、韓国企業によるウクライナでの農業分野をはじめとする投資プロジェクトの成功裏の実現を指摘したと書かれている。

また、両国間の相互査証免除についても議論された。

その他、両首脳が政治対話の活性化やパンデミック後の首脳の両国相互訪問につき合意した。