クレーバ外相、韓国大使と会談 投資、新型コロナ支援を協議

ドミトロー・クレーバ外相は3月31日、クォン・ギチャン駐ウクライナ韓国大使と会談した。

外務省広報室が伝えた

外相は、「私たちは、今年を新しい可能性の年とみなしている。現在ある危機は、ブレーキとなるのではなく、私たちを新しい発展への道の模索へと誘うべきである」と発言した。

両者は、新型コロナウイルスの世界的拡散による経済への悪影響が見られるが、貿易やビジネス上の繋がり拡大は両国相互の関心事項であると伝えた。

クレーバ外相は、大使に対して、韓国からのウクライナ経済への投資の増加促進を呼びかけた。

クォン大使は、これに対して、韓国のウクライナへの投資の成功例を伝えた上で、同分野の活動発展への関心を示した。

両者は、新型コロナウイルス感染(Covid-19)拡大の対策方策について情報交換を行った。クレーバ外相は、韓国から3月30日に届いた、10万の研究所用新型コロナウイルス検査キットの迅速な購入促進につき謝意を伝えた。

外相は、韓国側に対して、ウクライナへのCovid-19の検査や治療のための人道支援の供与の可能性を検討して欲しいと呼びかけた。

両者は、ハイレベルでの相互の訪問計画をはじめとする、政治分野での連携についても協議を行なった。

写真:外務省