ドミニカ共和国、武漢からの自国民退避につきウクライナ政府に謝意

ドミニカ共和国外務省は、ウクライナ政府が中国武漢市からドミニカの学生の退避を行なったことについて、ウクライナ外務省に謝意を伝えた。

ミゲル・バルガス・ドミニカ外相からヴァディム・プリスタイコ外相へ宛てられた口上書に書かれている。ウクルインフォルムが同口上書の写しを入手した。

ヴァルガス外相名義の口上書には、「私はあなたに対し、貴国政府が中国武漢市に滞在していたドミニカの学生の避難を行ない、人道的な連帯のジェスチャーを示したことにつき、ドミニカ共和国の人々からの心から、そして私個人からの謝意を表明する光栄を有する。中国でコロナウイルスを原因とする病気が広まっている中、あなた方のサポートのジェスチャーは、私たちにとって大きな価値を持っており、私たちの民と政府の間の関係を更に強化している」と書かれている。

これに先立ち、2月20日、ウクライナには、中国の武漢から、45名のウクライナ国民と、27名の外国籍者を乗せた飛行機が到着。外国籍者については、それぞれの国の政府との合意の下で退避が行なわれており、その中には、ノルウェー、イスラエル、ベラルーシ、スペイン、モンテネグロ、アルゼンチン、ドミニカ、エクアドル、コスタリカ、パナマ等の国籍の人々がいた。

退避者は、そこからポルタヴァ州ノヴィー・サンジャリの医療施設に収容され、観察のために2週間にわたり隔離されている。

写真:国境警備庁