【国連安保理】EU加盟国、ウクライナ支持の共同声明

欧州連合(EU)加盟国で、国連安保理の常任・非常任理事国となっている国々は、18日のウクライナ問題会合にて、同国を支持する声明を発表した。

セヴェン・ユルゲンソン国連エストニア常駐代表が共同声明を読み上げた。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

声明では、「EU加盟国であり、国連安保理の現理事国である、ベルギー、エストニア、フランス、ドイツ、ポーランドは、ウクライナの独立、主権、国際的に認められた国境内での領土一体性を完全に支持する。私たちは、クリミア自治共和国・セヴァストーポリ市の違法な併合とドネツィク・ルハンシク両州一部地域の不安定化を非難している」と主張された。

これらのEU加盟国はまた、ロシアがいわゆる自称「DPR/LPR」へ資金面・軍事面での支援を行っており、国際法の基本的原則に違反し、それにより350万の人々が人道支援と保護を必要とする状況が発生していると指摘した。

同時に、これらの国は、2019年12月9日のパリにおけるノルマンディ4国(独仏宇露)首脳会談の結果を歓迎し、その際に、ミンスク諸合意が紛争解決のための今後の作業の基本となっていることが再確認されていると指摘した。