ゼレンシキー大統領、スイス大統領と会談

シモネッタ・ソマルーガ・スイス連邦大統領は、ヴォロディーミル・ゼレンシキー大統領の招待を受けて、3月にウクライナを訪問する予定である。

22日、ゼレンシキー大統領とソマルーガ・スイス大統領がダボスで会談した。ウクライナ大統領府広報室が伝えた

発表には、「スイス大統領は、ゼレンシキー大統領の招待を受けて、今後4年間の新しい支援プログラムについて協議するために、3月にウクライナを訪問する予定だと発言した」と書かれている。

また、ゼレンシキー大統領からは、スイスがウクライナにとっての重要な貿易パートナーであり続けていること、ウクライナ経済への最大の投資国の一つであることを強調したとのこと。

両者はまた、ウクライナ東部情勢における進展にも協議したとあり、とりわけ、被拘束者・艦船の帰還、砲撃件数の減少について話し合われたとある。欧州安保協力機構(OSCE)監視団のマンデート拡大についても提起されたとのこと。

発表には、ゼレンシキー大統領から、スイスの技術支援プログラムの一環で行なわれるウクライナの国内改革支援や、ウクライナ軍人リハビリ、エネルギー効率向上、投資増加について謝意が伝えられたと書かれている。また、投資家にとっての新しいプログラムについても紹介されたとのこと。

ゼレンシキー大統領は、「私たちは、『投資子守り(こもり)』プログラムを準備している。投資家がウクライナに1億ドル以上持ってきたら、その投資家は5言語運用でき、クライアントのために24時間働く専属マネージャーを得られる、というものだ。このマネージャーが投資家の全ての問題を解決していく。彼らは国の保証を得るのだ。また、次の2年間にウクライナの民営化に1000万以上投資するものは、付加価値税が免除される」と発言した。