イラン革命防衛隊サラミ司令官、ウクライナ航空機撃墜につき謝罪
イラン革命防衛隊のホセイン・サラミ司令官は12日、同国国会にて8日のウクライナ航空機の撃墜を謝罪した。
米CNNが報じた。
サラミ司令官は、「私たちは過ちを犯した。私たちの過ちでイラン国民も亡くなった。しかしそれは意図的ではなかった。(中略)これまでの人生の中で、今ほど後悔したことはない」と発言した。
同司令官は、神、イラン国民、犠牲者遺族の許しを期待すると述べつつ、「私もその機体の中で彼らとともに焼け死んでしまえばよかったのにと思う」と発言した。
これに先立ち、これに先立ち、8日、イラン首都テヘランのイマーム・ホメイニ空港を離陸した後、キーウ(キエフ)に隣接するボリスピリ空港へ向かっていたウクライナ国際航空のボーイング737が墜落した。同機には、乗客・乗員計176名が搭乗。ウクライナ国民11名を含む、その全員が死亡している。
イランは、11日にウクライナ航空機を誤射で撃墜したことを認める発表を行なっている。