ドンバス選挙は4国首脳会談の主要議題の一つ=ゼレンシキー大統領

ゼレンシキー大統領は、独仏宇露4国「ノルマンディ」首脳会談における複数の重要議題について説明し、同時に、ドンバスの解放された地域での地方選挙実施が、その中で最も主要な問題だと指摘した。

20日、大統領が東部ルハンシク州スタニツャ・ルハンシカ訪問時に記者団に対し、12月9日に予定されるノルマンディ首脳会談について発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

ゼレンシキー大統領は、「最も重要なことは、私はこれまでも話してきた。何より、拘束されるウクライナ人の具体的リストと帰還の時期に関する完全な理解だ。これが第一の重要な問題だ。第二には、フェイク停戦ではなく、真剣な停戦である。時期のともなう一切の攻撃のない停戦である」と発言した。

また、大統領は、停戦に関する双方の義務について協議したいとも発言した。

第三の重要議題として、大統領は、ウクライナ・ロシア間国境のウクライナ側へのコントロール返還問題を挙げた。

そして、大統領は、最後に「私は、第四の問題は、困難な問題の一つだと思っている。なぜなら、多くの要素から構成される問題だからだ。それは、地方選挙、一時的被占領地域ではなく、その時には既にウクライナ領となった地域での地方選挙の実施可能性である。それが最も主要な問題だ」と発言した。