ゼレンシキー大統領、ルカシェンコ・ベラルーシ大統領との会談開始

4日、ゼレンシキー大統領は、中部ジトーミルにて、ベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ大統領との会談を開始した。

両首脳は、ジトーミルにて開催される第2回ウクライナ・ベラルーシ地域フォーラムの際にて会談している。ウクライナ大統領府がフェイスブックにて会談冒頭の様子を動画で公開した

ゼレンシキー大統領は、「ベラルーシ大統領を私たちのジトーミル地方で迎えられることを私は大変嬉しく思っている。(中略)両国には境界がないことも大変嬉しい。なぜなら、私たちの国の人々は精神的に友好的な仲であるからであり、私は私たちのことを全くもって近しい仲だと思っている。私はそのことを誇っているし、ウクライナ人一人一人が、私たちに良い関係があり、良い隣人がいることを誇っていると確信している」と発言した。

ルカシェンコ大統領は、ウクライナ人とベラルーシ人は別々の言葉を話すが、互いによく理解することができると強調した。

ルカシェンコ大統領はまた、ウクライナ大統領と知り合ったのはずっと前だが、「時計の針をあわせ、両国関係の議題に合意するために」今日初めて直接会っていると発言した。

ルカシェンコ大統領は、「私はなぜか、私たちは全てに合意し、全てを履行する、そのように確信しているのだ」と述べた。

ルカシェンコ大統領はまた、ウクライナはこれまでもこれからもベラルーシ領やベラルーシ国家と問題を有することはないと強調し、「私たちは、常にあなたたちの良き、理想的な支持者・パートナーであり続ける。もしウクライナの新政権が私たちとの間で兄弟的な親密な関係を築きたいのなら、私たちの間に何も問題は生じない」と明言した。