東部被占領地の選挙は、ウクライナ法にのっとって行われねばならない=ゼレンシキー大統領

ウクライナ東部被占領地における選挙は、ウクライナ法にのっとって実施されねばならない。

13日、ゼレンシキー大統領が、キーウ(キエフ)訪問中のエストニアのケルスティ・カリユライド大統領との共同記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

ゼレンシキー大統領は、「被占領地域における選挙実施の可能性については、私は、(独仏宇露4国からなる)ノルマンディ・フォーマットにて合意ができたら、コメントできるようになる…。(選挙実施の)条件は全てミンスク諸合意に書かれている。私たちは、(ノルマンディ首脳会談での)対話計画を準備しており、私たちは、現在ただ日付について調整をしている。その後、ウクライナ社会が全ての詳細について知ることになろう」と発言した。

大統領はまた、被占領地での地域選挙実施までには、複数の複雑な問題を解決せねばならないとし、まずは被拘束者の解放、それからゾロテーとペトリウシケでの部隊撤退、それから400キロメートルの衝突ライン全体での部隊撤退だと指摘した。

その上で、大統領は、「その後ようやく、私たちは被占領地における選挙実施のフォーマットについて話すことができるようになるのだ。私たちもあなたたちも、いや、私はウクライナ人なら皆そう考えていると思うが、ドンバス地方はウクライナだと、私たち皆が思うのなら、地方選挙は行われなければならない。しかし、行われる場合も、ウクライナ法にのっとって行われるのだ。その他の全ての詳細や、時期は、私は、今はあなたたちと議論することはできない」と説明した。