ゼレンシキー大統領、最高会議議員不可侵権剥奪の憲法改正法に署名

ヴォロディーミル・ゼレンシキー大統領は、最高会議議員の不可侵権を剥奪する憲法改正法に署名した。

11日、大統領府広報室が伝えた

発表には、ゼレンシキー大統領が、2019年9月3日に最高会議が署名した、最高会議議員不可侵権に関するウクライナ憲法第80条への改正法に署名したと書かれている。

同改正法は、憲法第80条から、議員の不可侵権を保証する項目と、最高会議の同意なく議員の刑事追訴・拘束・逮捕を行うことを不可能としている項目を削除することを定めている。

これに先立ち、3日、最高会議は、秋会期第一回本会議にて、憲法改正法案第7203号「ウクライナ憲法第80条改正(最高会議議員の不可侵権)」を、賛成373票で採択していた(憲法改正に必要な票数は議員定数3分の2の300)。