内閣、クリチコ・キーウ市長のキーウ市行政府長官職からの解任に同意:議員

閣僚会議(内閣)は、ヴィタリー・クリチコ・キーウ(キエフ)市長を、兼任するキーウ市行政府長官職からの解任を支持する決定を下した。

4日、オレクシー・ホンチャレンコ最高会議欧州連帯党議員がフェイスブック・アカウントで伝えた。

ホンチャレンコ議員は、「先ほど閣僚会議がヴィタリー・クリチコをキーウ市行政府長官職からの解任を支持する決定を下した。私は、これを地方自治への攻撃であり、非常に誤った決定だと思っている」と書き込んだ。

なお、7月24日、閣僚会議は、大統領府から、クリチコ・キーウ市長の同市行政府長官職からの解任案の送付を要請する書簡を受け取っていた。しかし、当時のヴォロディーミル・フロイスマン内閣は、本件の審議を拒否していた。

また、キーウ市長は選挙で選出されるポストだが、キーウ市行政府長官は大統領が任命するポスト。クリチコ氏は、2014年の選挙で同市長に選出された際に同時に、ポロシェンコ大統領(当時)に同市行政府長官職に任命されていた。