スロベニア大統領、ウクライナとトルコへの「特別地位」付与を提案

スロベニアのボルト・パホル大統領は、欧州連合(EU)に対し、ウクライナとトルコに「特別地位」を付与することを提案した。

3日、トルコのアナドル通信社が報じた

報道には、「パホル大統領は、ウクライナとトルコに『特別地位』を、西バルカン諸国にはEUの完全な加盟国地位を提案すると述べた」と書かれている。

これに対して、トルコのメヴリュト・チャウショール外相は、パホル・スロベニア大統領は昨年まではトルコのEU完全加盟を支持していたことを喚起し、今回の大統領の発言を批判した。同外相は、トルコはEUの完全加盟を求めていると強調した。

チャウショール外相は、「なぜあなたが考えを変えたのか分からない。おそらく、エマニュエル・マクロン仏大統領が影響を及ぼしたのであろう。しかし、国家とEUには、一貫性の原則がなければならない」と発言した。