ペンス米国副大統領、ゼレンシキー大統領にウクライナへの支持を伝達

1日、ワルシャワにて、ゼレンシキー大統領とペンス米国副大統領が会談した。ペンス副大統領は、米国は引き続きウクライナの安全保障問題と領土一体性維持問題にて同国を支持していくと発言した。

ペンス米国副大統領がゼレンシキー大統領との会談時に発言した。米FoxNewsが会談時の動画を掲載した

ペンス米国副大統領は、「米国とウクライナは極めて強力な関係がある。私たちは、常にウクライナを支持し、ウクライナの側に立っている。それは2014年から始まり、以降、私たちは一貫にてウクライナの領土一体性と人々を支持している。私たちは、安全保障問題とクリミア返還を含む領土一体性問題をはじめとし、今後もウクライナを支持していく」と発言した。

これに対して、ゼレンシキー大統領は、米国に対してこれらの支持への謝意を伝えた。ゼレンシキー大統領は、「私は、米国がウクライナの権利を防衛し、私たちの領土一体性と主権に関する立場を変更していないことにつき、謝意を伝えたい」と発言した。

大統領はその他、米国大統領と政府に対して、ウクライナへの財政・軍事支援につき謝意を述べた。

ゼレンシキー大統領は、汚職対策方策などウクライナの国内改革に言及した他、「私たちは、間もなく平和が訪れることを信じており、そのためにあらゆることを行なっている」と強調した。

なお、9月1日、ポーランドのワルシャワでは、第二次世界大戦開戦から80年が経過したことに合わせ、犠牲者追悼式典が開催されており、ゼレンシキー大統領やペンス米国副大統領が出席している。