ドゥダ・ポーランド大統領、対露制裁継続の必要性を強調

アンジェイ・ドゥダ・ポーランド大統領は、西側諸国による対ロシア連邦の制裁は、ウクライナの領土一体性が2014年までの状態に回復されるまで続けられなければならないと発言した。

31日、ドゥダ・ポーランド大統領が、ヴォロディーミル・ゼレンシキー大統領との共同記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

ドゥダ大統領は、「私たちのロシアに対する立場は一義的だ。私たちは、対露制裁は継続すべきだと考えている」と発言し、クリミアとドンバスを含むウクライナの領土一体性が回復される前制裁は継続されるなければならないと主張した。

ドゥダ大統領はまた、ポーランドはウクライナの欧州連合(EU)と北大西洋条約機構(NATO)統合への道を支持し続けるとし、同時に、ウクライナの国内改革についても支持していくと発言した。

加えて、ドゥダ大統領は、ポーランドはウクライナとの輸送・国境インフラ・貿易の発展も支持していると指摘した。

また、ドゥダ大統領は、ウクライナ・ロシア間のあり得る人質交換はウクライナ東部情勢解決にとっての良いステップとなるであろうと発言した。

また、同大統領は、ウクライナとの歴史問題解決はポーランドにとって「根本的な意味を持つものだ」と指摘した。

ドゥダ大統領は、ゼレンシキー大統領に対して、第二次世界大戦開始から80年経過に際して開催されているワルシャワでの式典に参加したことにつき、謝意を伝えた。