ゼレンシキー大統領、マクロン仏大統領に、G7首脳会合への露招待案につき懸念表明

ゼレンシキー大統領は、29日にマクロン仏大統領と電話会合を行った際に、G7首脳会合の結果とウクライナ東部の治安情勢について協議を行った。

30日、ウクライナ大統領府広報室が伝えた

発表には、「8月24~26日にビアリッツ(仏)で開催されたG7首脳会合の結果が協議された。ゼレンシキー大統領は、ドンバスでの戦争とロシアによるクリミア占領という条件下では、ロシアのG7への復帰は不可能であるとする、首脳会合参加者たちの立場を歓迎した。この際、ゼレンシキー大統領は、フランスと米国の大統領により、ロシアを2020年の米国でのG7次期首脳会合に招待する意図が議論されたことに関連して、懸念を表明した」と書かれている。

ゼレンシキー大統領はまた、マクロン大統領にドンバスの治安情勢について報告したとのこと。

また、この際、マクロン大統領が、近くノルマンディ・フォーマット(独仏宇露4国)の会合を開催する意向があることを再確認したと伝えられている。