ワルシャワでのウクライナ・米国首脳会談に向け、外務省と大統領が準備中

ワルシャワにて9月1日に開催される第二次世界大戦開始から80年経過を記念した行事にて予定されている、ヴォロディーミル・ゼレンシキー大統領と米国のドナルド・トランプ大統領の会談に向け、ウクライナ外務省と大統領府が準備を行っている。

オレーナ・ゼルカーリ外務次官が第5局の番組内で発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

ゼルカーリ次官は、「外務省は、同プロセスに関与している。私たちは、情報・分析面や、ポーランドの会談時に署名が予定されている文書に関係する部分の作業をしている。会談を充実させるための作業である。私は、それは適当かつ興味深い会談になるだろうと考えている」と発言した。

なお、ポーランド大統領府は、9月1日の第二次世界大戦開始80年経過の行事に、欧州連合(EU)、NATO、東方パートナーシップの加盟国首脳を招待している。ただし、ロシア連邦の代表者は招待されておらず、そのことがロシアでは否定的に受け止められている。

ポーランド側の情報では、9月1日の行事には、30か国以上の国の代表団が参加を表明しているとのこと。ゼレンシキー大統領も出席することが見込まれている。

また、米国のトランプ大統領も、8月31日から9月2日にかけてポーランドを訪問する。

ウィリアム・テイラー駐ウクライナ米国大使臨時代表は、8月15日に、完全な形でのウクライナ・米国首脳会談は1、2か月後にワシントンで開催されるが、9月にワルシャワか、国連総会の際のニューヨークにて、短時間の会談実施が見込まれていると発言していた。