ドイツ政府、ウクライナ・ロシア首脳の電話会談実施を歓迎
ドイツは、ウクライナとロシアの両大統領が直接対話を行ったことを歓迎している。
12日、ブルゲル独外務省代表が記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。
ブルゲル代表は、「私たちは、ウクライナ扮装解決を目的とする直接協議を歓迎していると、これまでも明確に述べてきた。私たちがミンスク諸合意の履行を欲する限り、その署名者たちの直接協議が必要なのだ」とし、「そのため、ドイツは、昨日(11日)、ヴォロディーミル・ゼレンシキー・ウクライナ大統領とウラジーミル・プーチン露大統領の間で電話会談が行われたことを歓迎している。両首脳は、とりわけ『ノルマンディ・フォーマット』(編集注:独仏宇露からなる協議フォーマット)での協議継続について議論した」と発言した。
同代表はまた、ノルマンディ・フォーマットが有益であることを指摘しつつ、同フォーマットの参加国の拡大については、今のところドイツ側にはそのような提案はなされていないと指摘した。同時に、同代表は、ウクライナ東部情勢協議は、米国のパートナーたちと密接なコンタクトの下で行われていると補足した。
加えて、ザイベルト独首相府報道官は、最近、ルハンシク州スタニツャ・ルハンシカにおいて兵力等引き離しが行われたことを歓迎しつつ、この引き離しについてはノルマンディ・フォーマットでも協議されていたものであり、本件は同フォーマットの有効性を示すものだと指摘した。
なお、本日7月12日、パリでは、ノルマンディ・フォーマット参加4国の政治担当首脳補佐官による会合が開催されている。