「素敵な数年間だった」パルビー議長、最高会議議員たちに別れのあいさつ

アンドリー・パルビー最高会議(国会)議長は、第8最高会議の閉会を前に、最高会議たちに別れと感謝のあいさつを行った。

11日、パルビー議長が同日の朝会合、夜会合、臨時会合の終わった後、最高会議前の階段で記念撮影を行った際に、最高会議議員に向かって発言した。この時のやりとりがフェイスブックに掲載されている。

議員たちは皆で集まり、ウクライナ国歌を斉唱。その後、パルビー議長が議員たちにあいさつを行った

「素敵な数年間だった。私たちが実現した本当に素敵な数年だった。時間が経ち、歴史がそれを評価するであろう。しかし、信じられないことばかりであった。思い返せば、私たちは、脱共産主義を採択し、教会法を採択し、言語法を採択し、改革、(EUの)査証免除を採択し…。これらの採択には色々な評価があろうが、144の法律を採択したのだ」と強調した。

議長はまた、第8最高会議の評価は最大限おとしめられようとしており、それにはマスコミも乗っかっていると指摘した。

その上で議長は、「しかし、歴史が私たちの仕事に評価を与えるであろう。私は、今日自らの評価を述べることができる。この5年間、私たちが肩を並べて立ち、戦闘をしながら、新しい軍を作ったのだ。私は、一人一人がウクライナのために闘ったこと、ウクライナの偉大さのため、ウクライナの勝利のために前線で闘っていたことを知っている。私は、本当にあなたたち一人一人のお礼を述べたいのだ。歴史は、高い評価を下すであろうことを、私は深く確信している。私たちは、すべての達成を防衛していくであろう。私たちは、この達成を誰にも壊させはしない。誰にも復讐などさせない」と発言した。

議長は、話をする際、興奮した様子であり、それを聞く議員たちも高揚の様子が見られた。

パルビー議長は、「歴史的な任期であった!一人一人がこのことを一生誇ることであろう」と強調した。

7月12日、第8最高会議は、最後の本会議を迎える。