最高会議、外相、国防相、保安庁長官の解任決議案を否決

6日、最高会議(国会)にて、パウロ・クリムキン外相、ステパン・ポルトラク国防相、ヴァシーリ・フリツァーク保安庁(SBU)長官の解任決議案がそれぞれ否決された。

ウクルインフォルムの記者が伝えた。

クリムキン外相の解任は決議案が2本投票にかけられたが、大統領案137名、外相自身の辞意表明に関する外務委員会案141名と両案とも否決された(過半数は226)。

ポルトラク国防相の解任決議案は、賛成67票で否決された。

フリツァークSBU長官の解任決議案は、賛成78票で否決された。

投票前、ステファンチューク最高会議内大統領代表は、議場にて、議員に対して、3者の解任案を支持するよう要請していた。

同時に、最高会議議員からは、解任決議案とともに、新しい外相・国防相の候補が示され、任命決議案が提出されるべきであるとの主張が聞かれていた。

これに先立ち、5月30日、ゼレンシキー大統領は、最高会議に、クリムキン外相、ポルトラク国防相、フリツァークSBU長官の解任決議案を登録していた。