ハルキウとオデーサの2市長、「行動を信じろ」党の共同党首へ就任

「行動を信じろ」党の共同党首に、ハルキウ市のヘンナジー・ケルネス市長とオデーサ市のヘンナジー・トルハノウ氏が選出された。

2日、同日、同党の党大会がハルキウで開催された際に同決定が採択された。フロマツィケTVが報じた

同党大会には、約5000名が参加。各地方の市長や、最高会議議員、地方議員の姿が見られた。

党首に選出されたケルネス・ハルキウ市長は、同党の課題として、「平和的手段でのドンバスの戦争終結」、「ウクライナ語法を差別的法律と認定し、同法を欧州基準に沿ったものへ変更」を挙げた。

同様に党首となったトルハノウ・オデーサ市長は、行政改革、非中央集権化支持、自由経済圏創設、公共セクター改革、ビジネス界への減税を課題として挙げた。

同党は、6月9日、オデーサ市で次の党大会を開催するとのこと。

また、党大会会場の外では、「行動を信じろ」党に反対する市民数百名が集まり、抗議集会を開催した。Depo.ハルキウが伝えた。

集会参加者たちは、「リベンジを止めよ」、「リベンジはさせない」といったプラカードを掲げた。右派セクター党や国家軍団党といった複数の民族主義政党の旗も見られた。

集会会場には、国家警察職員200名、国家警護隊隊員100名が治安維持にあたっていた。