ゼレンシキー大統領、大統領罷免法案を最高会議に提出

ヴォロディーミル・ゼレンシキー大統領は、最高会議(国会)に大統領罷免法案を提出した。

29日、ルスラン・ステファンチューク大統領顧問・最高会議内大統領代表が記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

ステファンチューク代表は、「ゼレンシキー大統領は、本日、最高会議に、『大統領の同職からの解任特別手続』法案を提出した。約束は実行された」と発言した。

同代表はまた、この大統領罷免法案の提出とともに、大統領が、最高会議議員の不可侵権剥奪の法案について喚起していることを指摘した。同代表は、「大統領が自らの解任手続を得て、最高会議が不可侵権剥奪を得るという、この2つの法案を私たちが一緒に採択するなら、それは公平であろう」と発言した。

また、同代表は、現在、大統領府の法制関係局では、他の法案の作成も行っているとし、とりわけ、ある最高会議議員が他の議員の代わりに投票することや、本会議への欠席、汚職利益・利益の衝突のある法案に議員が採択した場合に責任を負わせる法案が作られていると指摘した。

同代表は、「私たちはその他、国民政権運営や、汚職との闘い、とりわけ、汚職摘発支援といった私たちのプログラムに入っていたものの法案を提出する準備がある」と伝えた。