ボフダン大統領府長官、大統領辞任請願につき「おかしな冗談だ」とコメント

アンドリー・ボフダン大統領府長官は、ヴォロディーミル・ゼレンシキー大統領の辞任を求める電子請願につき、「おかしな冗談だ」とコメントした。

23日、同長官が1+1局のトークショー番組「政権への権利」にて発言した

ボフダン長官は、「私たちはその請願を冗談だとみなしている。もしかしたら、面白い冗談とも言えよう」と発言した。

同長官は、法律により、大統領の任期がいつ終わるか定められているとし、「そのような請願は、大統領の任期終了の根拠にはならない」と発言した。

ボフダン長官は、このような請願は、国民の一部の間で、新大統領の行動に同意できないものがいることを示しているのだろうとし、「私たちは、このような人々が少なくなるよう仕事をしていく」と発言した。

これまでの報道では、5月22日に大統領府ウェブサイトにゼレンシキー大統領の辞任を求める電子請願が登録。24時間以内に、署名する国民の数が、大統領による審議が必要となる最低数2万5000人に達していた