リャシュコ急進党党首、議会解散大統領令の違憲性を憲法裁に質すため、議員の署名を集めると発言

オレフ・リャシュコ急進党党首は、ヴォロディーミル・ゼレンシキー大統領による最高会議(国会)解散大統領令の違憲性審査を憲法裁判所に要請すべく、5月22日に提出に必要な45名の最高会議議員の署名を集め始めると発言した。

21日、リャシュコ急進党党首がフェイスブック・アカウントに書き込んだ。

同党首は、「ゼレンシキー大統領は、ヤヌコーヴィチ氏と同じことをしている。ヤヌコーヴィチ氏は、2010年、選挙後に買収した憲法裁判所裁判官を通じて、憲法を変えたのだ」と書き込んだ。また、同党首は、現在ウクライナは「地域党(編集注:ヤヌコーヴィチ元大統領の政党)関係者の復讐」の最初の段階を迎えているとの考えを示した。

同時に、リャシュコ党首は、急進党は選挙に出馬する準備があるとも発言した。

これに先立ち、21日、ゼレンシキー大統領は最高会議を期限前に解散し、繰り上げ最高会議選挙を7月21日に定める大統領令を発出していた。